- なぜ不登校になったか
- 暗黒の3年間
- いじめの加害者へ
- まとめ
なぜ不登校になったか
私は元々近くの幼稚園には通っていなかったため小学校では知り合いがいない中ぶち込まれ、母が何を思ったのか真っ赤なワンピースを着て入学式を迎える。この時点で注目を浴びてしまい、子供の中で話題になってしまった。
数ヶ月は真面目に通っていたんだけども、兄弟に不登校がいることで「何で私は毎日起きて学校通っているのに、楽できているんだろ。私も家で好きなことしたいな」と思うようになり不登校の道へ進んでしまった。
最初は1日休むなどかわいいものだったけど少し休むと段々と学校にいけなくなってしまった。足や気持ちが進まない、学校で何で休んだのか聞かれてしまう。学校にいくのが怖いって思うように。
親も最初は根気よく毎朝学校に行くように勧めてくるけど、「不登校の兄は何も言われない。何で私だけこんな言われないといけないの。学校に行けって言うなら兄にも言ってよ」ってずっと思っていた。
そのまま行かないことが当たり前になり、家でずっとゲームをするニート小学生になってしまった。毎日楽しかったけど外に出ると同級生がいるから出れなく、外出する時はビクビクしながら歩いたな。
勉強については公文に行っていたのである程度のことは学べた。社会常識以外なw
学校って勉強するためだけじゃなくて集団生活やモラル、社会常識を学ぶ場でもあるので人生やり直せるなら不登校の道は選ばないな。子供だからできることってあるし、好きなことは大人になってからもできるからね。
そのうち母が学校に行けない子が集まる場所に連れて行ってくれて、少しの間そこに通っていて理由は覚えていないけど、私の中である人との関係が自分のせいでダメにしてしまった気がして通うことを諦める。
私には弟がいたため中等学年になるくらいに入学があった。「兄弟全員が不登校だと弟まで不登校になってしまう。これは私が学校に通わないと」と思い嫌々ながら通い始める。
この時の担任が不登校児の私に何回かコンタクトを取ってくれたこと、クラスメイトが迎えいれてくれたことからクラスの雰囲気もよくそこまで差別を受けることなく通えた。今でも感謝しています、大変お世話になりました。
この時は学校が楽しい、みんな私を仲間に入れてくれる。そして好きな人もできたため学校に行く楽しさがでてきたw
授業についていけないなど少し遅れをとっていたが小学校の勉強なのでそこまで大きな差が開くことはなかったと思う。テストの点数は悪かったけどもねw
そして学年が上がることになる。。ここからが私の暗黒時代に突入することになるとは知らず、、
暗黒時代の3年間
他の学校はどうか知らないんだけども学年が上がる度にクラス替えがあるじゃない?そしたら学校のいじめっ子が集まったようなクラス編成にされてさ、私を何でこの中にぶち込んだんだよって心の底から恨んだよねw
元不登校+洋服のセンスがない+お気に入りの服を数日着ることからクラスの半分くらいからバイ菌扱いされるように。私を触って「これあいつの菌w」とか言いながらそれをクラスメイトに回していくいじめから始まった。
毎日登校するとバイ菌扱いされ、物を奪われたり壊されたり、グループを作るときにははぶかれたり毎日辛かった。教科書なんて忘れよう物なら貸してもらえないから地獄。ただでさえ忘れ物が多いのに。
でもここでまた不登校になったら弟も不登校になってしまう。私のせいでそんなことになってしまうのはダメだって思いながら時たま休みながら通っていた。
私の時代は給食の時間になると近くの人と席をつけてみんなで食べるんだけど、私はバイ菌なんで席はつけてもらえず孤独だったな。グループワークが1番嫌いだった。
学校から帰ってきたら今度はクラスメイト(いじめっ子)から遊びに誘われて、おにごっことか隠れんぼとかすると私が必ず鬼にされるっていう禊を受ける。
親は友達が来たから私がどんなに嫌だって言ったって理由も聞かずに外に出されるからほぼ毎日そのいじめに付き合うことになる。平日も学校ではいじめられ、私には休日なんてなかったなw
休まんねーよ。ブラック企業よりブラックな世界だった。
この頃の自分は自己主張することができない内気な性格だったため親にもいじめっ子にも何も言わずただの操り人形みたいだった。
相手のストレスのはけ口にされて自分って何で生きているんだろうって真剣に悩んで自殺願望があった。ここから飛び降りたら楽に死ねるかなって。
高いところに登って落ちようと何回もした。だけど死ぬことが怖くて飛び降りれなかった。死ぬ勇気も私にはなかったんだ。
そんな中でも私には2人だけ友達と呼べる人がいた。でも私と関わるといじめの対象になるから友達でいることは隠さなきゃいけない。学校にいる時はみんなに混じって私をいじめる役に回っていた。
この時の自分は何で私の味方になってくれないの?って悩んでいたけど年を重ねていじめから守ろうとすると、その子にも2次被害を受けていじめの連鎖が始まってしまうって今ならわかるな。
だから2人の友達と家や遠くの公園に行って遊んだりした。いじめの相手から情報を教えてくれたり「明日○○からこんないじめに遭うよ」など。書いてて思うけどこの宣告もずいぶんときちぃなw
この頃は学校では本を読んだり自分の世界に閉じこもっていじめとは違う世界に没頭していた。
また学年が上がる時にはいじめっ子と同じクラスにならないように配慮してもらった。
隣のクラスにはいたからよく私のクラスにきては軽いいじめをされていたような気がするけど、同じクラスだった頃よりかはマイルドになったからそんな気にしていなかった。
最終学年になると同じクラスに同じいじめを受ける子がいて(私と同じ内気な言い返せないような子)お互い支え合っていたんだけど(グループ組んだり休憩時間話したりね)、いつの間にか学校に来れなくなって表情がなくなっていた。
あとから親に聞いたところ精神疾患になってしまったそうで、頭も良くて性格も良かったのにこれからだって時にいじめのせいで1人の人生を狂わせてしまうんだよ。
その子をたすけてあげたかったけど同じいじめられている私じゃ何もできなくて、話を聞いてあげたり、一緒に放課後に遊ぶしかできなかった。
私も病んでしまう可能性は十分合ったと思う。
卒業あたりからは何も言い返せない自分が嫌すぎてきもいって言われた時には「うっせーんだよ」って言い返せて自分も成長したなって密かに思っていたな。⚠︎春休みに入って会わなくなるなるので言い返してもその後に何かされるリスクが少ないからなので、言い返すなら時期を選んでね。
いじめの加害者へ
変なあだ名だったり、みんなで1人を仲間はずれにされるってかなりきついものだよ。自分は独りぼっちなんだって思うと人生辞めたくなるくらいだからね。
それでいじめている人(加害者)は弱いものをいじめて楽しいのかな。人の人生を壊すほどのもの?いじめを受けていた日々は何年経っても忘れられないし、人を疑って生きてしまうんだよ。いじめているっていう気持ちがなくても、相手がいじめって感じていたらそれは立派ないじめなんだよね。
もし自分が面白半分でやっていたいじめで人が死んでしまったらずっとその十字架を背負って生きていくんだよ?被害者には家族がいるからその人から恨まれながら生きていくんだよ?いじめ以外に楽しいことをしてほしい。もし自分に合わない人がいたら関わらなければいいだけ。生きていれば自分に合わない人って絶対いるから。
目には目を歯には歯をと言う感じに、一度逆の立場にならないと気づかないのかもしれないね。だけど、それをしたら戦争を繰り返すように悪循環が生まれてしまうから絶対にしないでほしい。
精神疾患になった子の兄弟は「大人になったら悪いことをした人を裁ける裁判官になりたいです」って卒業式に言っていたのが印象にある。いじめをしている人を罰する法律を制定してほしいな。
まとめ
子供のいじめってまだ未発達の段階だから集団で攻撃してきて学校じゃ逃げ場がなくなってしまうことが多いと思う。親は学校に行かせるのが当たり前って思っていると思うけど、いじめの中週5で通うって結構メンタルがキツいんだよね。週の半分通えただけでも十分すごいと思う。
私の頃にはなかったけど今はSNSが発達していて間接的ないじめもあるって思うと更に心のダメージがある。自分を守るのは自分しかいないから辛くなったら逃げったっていいと思う。学校だけが世界じゃないから。子供って知識が少ないからわからないけど学校以外にも世界は広がっている。辛い時は逃げるのも勇気で、我慢しすぎて自分の心が壊れてしまうのって本末転倒なんだよ。
学校って私からすると小さな箱に閉じ込められてその中で関係性を築いて、異端者は周囲から排除されるそんな世界だった。知識もない中、学校だけが自分の世界だって思っていた。そこにしか自分が属する環境がないって思っていた。年齢を重ねると過ごす場所、人間関係も自分で選べて、世界が広いってことを知ると思うんだ。
私はなんとか乗り越えられたけど人によってキャパシティって違うから「この人はこんないじめにも耐えて頑張っているから自分も頑張らないと」って思ってはダメ。他人と自分を比べて自分を責めないでほしい、頑張らなくていいんだよって言いたい。いじめにも耐えている自分を褒めてあげてほしい。真面目な人ほど自分を追い詰めてしまうから諦めも大事なこと。人生は諦めるってことじゃないよ
明けない夜はないんだ。人生のたった一部で通過するとイジメは終わるから。と言いつつ、私のいじめって3年間だけじゃなくて高校入学するまで続いていたから6年くらい耐えていたかもw
そんな私でもなんとか生きているから今いじめられている人も希望を持ってね。未来は明るい。
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